ちきりん著「マーケット感覚を身につけよう」は、今後何を求められるかが解る素晴らしいエッセンス本だ

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94年生まれの女子大生。複業として自分の名前でも仕事がしたい。脱力系だけど、考えることは大好き。
友達
マーケティングを本で学んだりしてるんだけど、マーケよりもっと根本的なことをなんとなく学びたいな。なんか良い本ないかな?
ヌイ
それなら、ちきりん(著)の「マーケット感覚を身につけよう」をオススメするよ!
 
どーも、ヌイ(@nui_nounai)です。
 
 
月間200万PVを叩き出す、社会派ブロガーちきりんさんの代表作の1つ。この本ですね、とても良かったんです。2015年に出版され、とても気になってたけどまだ読んでなかった本。
 
 
一見マーケティングの本なのかな?と思っていたんですが、テクニック的な話ではなくてもっと大切な話。マーケティングは結局、市場を理解しないと活きない。そんなの当たり前じゃんと思っても、できているとは限らないですよ?この本では、
 
  • これからどんなスキルが求められる?
  • どんな価値が求められてる?
  • どこに目をつけていけばいいのかな?
  • 周りがそう言っているけど本当にそう?
 
という、世の中の流れやニーズに気づくようになる素晴らしいエッセンス本。
 
 
就活生、転職希望者、社会人にはもちろん読んでほしいのですが、中高生も是非!って感じ。ちょっと難しいかもしれないけど、絶対に養っていかないといけない視点。とにかく、老若男女問わず読んで頂きたい本です!
 
 

マーケティングとマーケット。マーケット感覚を身につけると、世の中の流れがわかってくる

マーケティングとマーケット感覚

 

市場を理解しないと、マーケティングは活きない

  • マーケット=社会や人が動く根源的な仕組みを理解すること
  • マーケティング=マーケットを活かし、何らかの目的を達成するための手法
 
マーケティングって言わばテクニック的要素。人の流れや価値、ニーズを汲み取るには、根本である市場(マーケット)をきちんと把握しなければいけません。マーケット感覚を持たずにいると、どうしても平面な考えばかりになってしまう。
 
  1. 仕事の安定は手に職をつけること→国家資格が必要な仕事
  2. グローバルな時代がやってきた→英語ができれば絶対に有利
  3. これから老後が不安定→貯蓄がとにかく必要
 
よく認識されていることですね。ですがもう少し考えてほしいのです。例えば①の場合、これからの時代も資格職が本当に安定職なのか?ということです。
 
今、「手に職を付けておけば安心」という理由で子供に薬剤師を勧める親もいると思いますが、その子が働いている間ずっと、今の受給バランスが続くかどうか、誰にもわかりません。(中略)私はむしろこの業界は、今後大きく市場化の進むおもしろい(=変化の振れ幅の大きな)業界に思えます。
 
私も同感。薬剤師の他に女性で人気の国家資格と言えば、管理栄養士。私の友達でも小学校の頃から目指していた友達がいますが、結局この春からその友達は資格はとったものの、会社員になりました。
 
 
皆が目指している方向に行けば、その分需給のバランスは一気に崩れる。市場の変化を知ろうとせずに、ただ周りの声を鵜吞みにしていると、一番重要な流れに気づくことができなくなるということ。
 
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既存の市場×新たな価値で新しい市場を生むことができる

 
アメリカや日本って先進国なので途上国に比べれば、新しい価値を見つけることって正直簡単なことではないと思います。
 
 
既存のものが多い中から、いかにニーズを汲み取って新しい価値として提供できる視点を持つことが大切。
 

ジャパネットたかたが身近な例

「できるだけ多くの商品を揃えたほうが売れるのではないか?」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。反対に、品ぞろえを絞り込むことで成功している店(小売りチャンネル)はたくさんあります。代表的なものは「ジャパネットたかた」や「通販番組」でしょう。
彼らがどれほど多くの売上を上げているかは、その商品に「ジャパネットたかたでしか買えない」とか「通販生活のオリジナルモデル」といった商品が多いことからもわかります。
  • 大型ショッピングセンター=品揃えに特化
  • ジャパネットたかた=極めて限定的
 
この例、とてもわかりやすいなと思いました。デパートやドンキなどのディスカウントショップは品揃えに特化して、販売しています。1人あたりの単価をUPさせるや、回遊率を上げるためにね。大手ならではの戦略。でも、ジャパネットたかたは真逆。
 
 
大手とは違って商品を限定してオリジナルモデルを作り、完全に差別化。この差別化が大きな価値となる。これも既存の市場に、いかに新しい価値を生み出すことができるかってことですね。
 
 
しかもその価値が信頼となって、ジャパネットさんの商品ってなんかいつも欲しくなっちゃうんだよね~ってなってるから凄いよね。
 

マーケット感覚を鍛える5つの方法

    1. プライシング能力を身につける
    2. インセンティブシステムを理解する
    3. 市場に評価される方法を学ぶ
    4. 失敗と成功の関係を理解する
    5. 市場性の高い環境に身を置く
  1.  
正直これだけ見ると、脳内「???」だと思います。具体的な方法が5章でびっしり書かれているので、これは買った人だけのお楽しみにしておくね。
 
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変わらなければ、いつの間にか「替わって」しまう

 
「どんなに世の中が変わっても自分だけは(自社だけは、この業界だけは、この国だけは)変わらないぞ!」と抵抗していると、どこかの段階で淘汰されてしまいます。「変わる」ことを拒否するモノは、「替わられてしまう」からです。
 この本の裏のテーマだと思います。マーケット感覚を身につけてない人は、結局はどんどん替えられてしまう。AIも人工知能もどんどん発達していって仕事だって、製品だってどんどん取られてしまう。
 
 
たくさんの人がお世話になっているAmazonさまやGoogleさまだって、結局は米国企業です。日本企業が仕組みを根本的に変えられないからこそ、どんどん海外企業に取られてしまう。もちろん、日本だけではないと思うけど。
 
 
今後もっとIoTなどでどんどん目まぐるしく変わっていく世の中だからこそ、マーケティングではなく、もっと根本的な「市場感覚」が大切。警鐘を鳴らしてくれる本だったな~
 
 
数十冊本読んできてるけど、間違えなくトップに食い込む位とても面白くて、考えさせられ本。正直1回だけでは脳内に落とし込めないと思うので、何度も読み返して行こっと。
 
 
引用について

今回の引用文は「マーケット感覚を身につけよう」からすべて引用しました。